ブクログ6号
こんにちは!第6号です!!
アクセス数がもうすぐで100に達します!
いつも見ていただいてありがとうございます!
皆さんは、あの人はどうしてあんな行動を取るのだろうと不思議に思うことが日々あると思います。
そんな行動の何故を考えるのが社会心理学です。
大きく分けて、内的要因と外的要因に分けることができます。この書籍では、具体例を混じえながら書かれていますので、なるほど!となることが多いように感じます。
人を動かしたい時、結果を自分の意見に近づけたい時にたしか...となる知識としても最適です!
ゲームや漫画が与える影響
私が小学生の頃にはNintendo3DSが流行り、よくゲームをしました。最近では、ゲーム機よりもスマホでのゲームを小学生や、幼稚園児までもがしている光景をよく目にします。その中でも、戦闘系のゲームの割合が高く感じます。
アメリカの研究によると、小さい子に暴力を振るう絵や映像を見せた人と見せなかった人ととでは、その後の遊びで違いが大きくありました。
暴力的な映像や画像を見た人は見なかった人に比べて、その後の遊びが戦闘的であり、暴力的であったとの報告があります。
これを「観察実験」といいます。
要は見たものをまねする傾向が小さい頃は特に強いために、注意していなければいけないということです。
年齢制限を設けたり、使用時間を限定したりなど親の管理体制を強化していく必要があります。
ただ、自由の保証の問題もあり、どこまでを個人の責任に任せるかの境界が難しいところです。
ネットで炎上するわけ
コロナ禍で皆さん耳にする「自粛警察」。
これは日本特有だと思っていましたが、予想以上に海外でもあるようです。その中でも特に日本は同調圧力が強く、多数派の意見に収束しがちです。
根拠は無いけど、周りが言ってるからあってるよ!とか、
テレビや新聞が言ってるからあってるよ!
とか、よく耳にしますがその情報が正しいかどうかを確認せず、賛同してるからというだけの理由で情報を信じてしまいます。
これが社会比較説といい、同じ意見の人が多ければ主張する人は強気になり、全体としてその意見になりがちです。
しかし、反対派が一貫した意見を持つことで多数派が30%の確率で間違えることも実験の結果として分かっています。
この2つの実験の結果を考えながら自分の発言を選ぶことも必要になるでしょう。
報酬の有効性
「これをしたらこれをあげる」
と子供を持つ親なら、使ったことがあると思います。これは、動機づけをするために有効な手段であります。
しかし、これを繰り返していると、子供は報酬にばかり気を取られて、上達が止まるという結果が出ています。
子供の成長を促すための策が、逆に子供にとって悪影響になるということです。
報酬ではなくて、子供がどうすれば興味を持つかを考えていく必要があります。
まとめ
人間の行動には基本的には何かしらの原因があり、それが内的なものなのか外的なものかは人によって影響力が違います。
ただ、この場面ではどのような選択肢があり、自分の持っていきたい結果はどこなのかを考え、その過程を考えるのに参考になります。
日頃のなぜあの人は?の疑問が少しでも解決出来ると思います!