こんにちは!ブクログ14号です!
前期の授業が終わり、例年よりもレポート課題が多く、それで成績が決まる科目も多くありました。月末にはいくつものレポートが溜まり、どれから手をつけたらいいか分からず、そもそもレポートとか論じろとか何を書いたらいいんだろう?
そこで、この本を授業で奨めてもらい、
(結局読めたのは前期が終わってからでしたが...w)
読むことにしました。
疑問が少しでも解決するかも?!
概要
論文って何だ!?それは、「問い」に対して明確な答えを主張し、その主張を論証するための文章である。
主人公は作文の苦手な大学新入生。彼が読むに耐える論文をなんとか仕上げるまでを時系列で辿りながら、論理的に文章を書くためのノウハウを伝授。
論文のアウトラインの作り方を丁寧に紹介するほか、主張の説得力を高めるためのコツを明快に説く。
インターネットなど情報へのアクセス法もさらに詳しく解説、巻末付録も充実した決定版。
引用 Amazonより
第4章
論文とは「型にはまった」文章である
これを読んで分かったのは、型にはめて自分の主張を書けば大体それっぽくなるということです。
1ヶ月ほど前に読んだロジカルシンキングにも通じることですが、1番最初はやはり自分の主張を書いて読み手を導く必要があるということです。
自分達も、長い文章を読んでいてイライラすることも多々あります。それは、ゴールが見えていないからです。ゴールが示された後で、その過程を順に説明することでより理解度も上がると考えます。
第7章
「パラグラフ・ライティング」という考え方
パラグラフという言葉をあまり聞き慣れない人も多いと思いますが、日本語では段落という言葉が1番近いかもしれませんが、全く一緒ではありません。
基本的には、1文目に自分の1番いいたいことを書き、それを裏付けるデータや根拠を挙げます。
また、1つのパラグラフにいいたいことは1つです。
欲張っていくつも書くのはやめて、伝えたいことを絞ることで話し手も聞きてもスムーズに話題について考えることが出来ます。
これは、学生に限らず、社会人になってもプレゼンや報告にも使われる考え方です。
まとめ
論文の書き方も普段の文書でも、相手に自分の1番伝えたいことが何なのかを明確にすることが大切です。
そして、それを裏付けるデータや根拠を挙げて相手に考えるための判断材料を与えたうえで、議論をする必要があります。
そういったことを普段から心がけることで、文量が多い課題が出たときや、長い時間のプレゼンを任されたときにも柔軟に対応することができると考えます。
みなさんもぜひ実践してみてはどうでしょうか?